しっくいアートパネルの世界へようこそ
京都出身の建築家が考えた、漆喰で作るアートパネル
漆喰は、石灰と水から出来る天然の調湿・消臭材です。日本では古くからお寺や蔵、町家などの壁に使われ、湿気や火事から大切なものを守ってきました。空気をきれいにする効果もあります。
漆喰の白い壁は人々の心を魅了し、独自の左官技術も発達してきました。
しかし、近代化が進むにつれ、手間やコストがかかる漆喰は、建築に使われることが減ってきました。
私たちは、漆喰の良さを活かしたアートパネルを自分で作ることにより、本物の伝統素材に触れ、歴史やものづくりの楽しさを感じて欲しい、と考えました。
しっくいアートパネルは、自然の素材にこだわり、手軽に楽しめるように工夫を重ねたオリジナル商品です。
(京都 宇治炭山産の石、プリザーブドの苔などを使用しています。)
自分だけの小さなアートパネルを作りながら、歴史と伝統を感じるという贅沢な時間を味わって欲しいと願っています。
▶▶枯山水とは▶▶川や池など、水を使わずに
石組みを中心に構成された庭です。
応仁の乱(1467年)後の経済疲弊により、
大規模な池泉庭園が困難となり、全国的に
枯山水が流行しました。
特に京都では、龍安寺や大徳寺、銀閣寺
などで枯山水庭園を見ることができます。
▶▶石・苔・白砂について▶▶枯山水は、石・苔・白砂の紋様で、深山幽谷
の景色、緩急ある川の流れ、舟や亀、鶴など…
何かに見立てる精神文化があります。
石の配置については、永続性を示す縁起の良い
奇数が使われることが多く、七五三石組は特に
縁起が良いとされています。龍安寺では、三・
五・七の計15個の石が配置されています。